メキシコの治安

メキシコ
今回の記事では「メキシコの治安」について書いていきます。麻薬組織や反政府組織の印象が強く治安が悪いイメージのメキシコですが、実際の治安はどうなのでしょうか。一緒に確認をしていきましょう。

この記事は下記のような方のご参考になるかと思います。
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目次

➤最近の犯罪発生傾向
メキシコの治安はあまり良いとは言えません。メキシコ各地で殺人、強盗、窃盗、誘拐及び強姦等の犯罪が発生しており、日本人も被害に遭っています。2015年以降、各種犯罪は増加傾向にあり、特に2017年は過去20年間で最も多くの殺人件数を記録するなど、メキシコの治安は社会問題となっております。

幸いなことに、メキシコにおいてテロによる日本人への被害は報告をされておりません。ただ、近年、シリア、チュニジア、バングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件が確認されています。テロは欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しているため、予測したり対策をすることが非常に難しいです。

各種犯罪やテロに関してはいつどこで起こるか分からない認識を十分に持ち、被害者にならないように行動することが大切です。海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じた安全対策を取るように心がけましょう。

➤主な犯罪と防犯対策
メキシコで特に多発する犯罪は誘拐と強窃盗です。それぞれの特徴と対策に関して記載をしていきます。詳しくは在メキシコ大使館が発行している「安全の手引き」をご確認くださいませ。

1. 誘拐
メキシコでは身代金を目的とした誘拐が横行しており、ビジネス化しております。メキシコにおける誘拐発生件数は、2017年の記録では1,148件となっています。ただ、誘拐被害者の多くが報復を恐れ通報しない等の理由から、実際の発生件数は上記よりも多いと言われています。ほとんどの被害者がメキシコ人ですが、中には裕福と見られている外国人の被害者も確認がされています。

■ 誘拐の種類
①長期的誘拐:一般的に考えられる誘拐
短時間誘:誘拐後にキャッシュカードやクレジットカードからお金を引き出させる誘拐
③偽装誘拐(バーチャル誘拐):実際に誘拐はせず、誘拐しているかのように装い、家族や会社へ金銭を要求し、銀行等へ振り込ませる誘拐

■ 誘拐の対策
①目立たない、②用心を怠らない、③行動を予知されない、ことが重要です。その他下記のことに注意が必要です。

・日々の行動パターンを設けず、複数の経路,時間帯を用意し、適宜変更する。
・通勤・通学ルートで不審な人物や車両の有無を確認する習慣をつける。
・SNS等で行動予定等を安易に発信しない。
・流しのタクシー(Libre)、無許可タクシー(白タク)を利用しない。
・予約制のタクシー(Sitio,RadioTaxi)、高級ホテル等で手配するタクシー(Turismo)、チケット制の空港タクシーの他、タクシー配車アプリを利用する。
・タクシー等車両を予約する時に、車番、車種等を確認しておく。
・偽装誘拐による被害防止のため,誘拐被害に遭っているか等事実の確認をする。

2. 強窃盗
路上、公共交通機関、空港などでスリ、置き引き等の窃盗および強盗の被害が発生しております。その他、車内のものや車ごと盗まれる事件も発生しております。メキシコでは比較的容易に拳銃の入手が可能となっておりますので、拳銃が犯罪に使われることが多いです。命の危険にも繋がるので、メキシコで犯罪に巻き込まれた際、抵抗することは絶対にダメです。

◼︎強窃盗の対策
強盗や窃盗の対策としても①目立たない、②用心を怠らない、③行動を予知されない、ことが重要となります。その他各シーンでの対策に関して見ていきましょう。

①基本的な対策
・夜間の外出は極力避ける。
・単独行動は可能であれば避ける。
・貴重品をむやみに出さない
・貴重品をバッグ内ではなく、衣服の内側に入れる等して肌身に着けて携行する。

②車両運転中
・乗車後は必ずドアをロックし、貴重品は車外から見えない場所に置く。
・信号待ち等で車を停める際には周囲に十分注意するとともに、いつでも逃げることができるよう車間距離をとるなどし、また速度を調整してなるべく停車しないように運転する。

③空港において
・空港内の両替所は利用を控える。
・貴重品は預け入れ荷物ではなく手荷物として機内に持ち込む。
・警察官や空港職員に別室に連れて行かれ、金銭を要求される事案があるため、自らに非がなく、先方の言動が不審な場合は、知り合いに相談するなど伝え、毅然とした態度で拒否する。

④タクシーにおいて
・流しのタクシー、無許可タクシー(白タク)を利用しない。
・予約制のタクシー(Sitio,RadioTaxi),高級ホテル等で手配するタクシー(Turismo)、チケット制の空港タクシーの他、タクシー配車アプリを利用する。
・乗車する場所や時間帯に注意し、単独かつ深夜の利用は避ける。
・運転手の氏名と車両番号(ナンバープレートとは別に,車体に表示)を予め聞いておき、乗車時に確認する。
・運転者証が後部座席に掲げられていること、さらに、その写真等のデータが運転者と一致していることを確認し,不審な点があればすぐに車から降りる。
・乗車前に、タクシーのナンバープレートを記録しておく。
・乗車した後は、必ずドアをロックする等を心がける。

⑤市バス,地下鉄等において
・スリ及び置き引き等の被害が非常に多いため、バッグ等は体の前で持つ。
・車体が脆弱なバス(メキシコ市のペセロ等)は、利用を避ける。

⑥長距離バスにおいて
・単独での移動はできるだけ避ける。信用できる仲間・団体等での移動が望ましい。
・出発地から目的地までの途中で他の乗客が乗り込まない一等バスを利用する。
・仮眠する際は貴重品を衣服の内側に入れる等して肌身に着ける
・荷物を座席・荷物棚等に放置しない。

➤まとめ
今回の記事では「メキシコの治安」について書いていきました。記事を読んで「メキシコってすごく危険な国だな!」と思われたのではないかと思います。確かにメキシコは治安が良いとは言えず、日本と比べると非常に危険な国と言われています。実際に誘拐や強盗や窃盗といった犯罪も頻発しております。ただ、目立たない、用心を怠らない、行動を予知されないことを意識することである程度犯罪に巻き込まれることを防ぐことは可能です。自分の身は自分で守り、メキシコでの時間をより良いものにしていきましょう!

 
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